ティール組織型の美容室経営について【経営理念の誕生】

ティール組織

「経営理念の誕生」

スタッフが 7 名ほどになった頃から、様々な環境の変化が現れました。

スタッフ個々の想い、将来への不安労働環境、給与、保険、会社とは?働くとは?

そんな想いがどんどんと吹き出て、スタッフが会社に対する欲求や不満の声が大きくなっていきました。

自分の想いだけでやっていくのが難しく思えるようになっていきました。

今思えば、
当時の私は、「自分は経営者」と思っていましたが、経営者として仕事をしていたのではなく、技術者として経営をやっていました

技術と接客は教えられますが、

自分がどうしたいのか?」
「どんな人生をおくりたいのか?」
「自分しか出来ない固有の
用とは」

ただただがむしゃらにやってきた自分だったので、
当然ながら、答えが出ることもなく、

技術者とは?
経営者とは?
どう生きたいのか?

自問自答のくり返しで
真剣に悩みました。

そして
悩みながらも答えはでないまま、毎日朝から晩まで技術と接客をこなしていき、目の前に起こる様々な問題を一つ一つクリアしていき経営を続けてきました。

しかし、その様々な
問題が次々出て、解決しないままでもスタッフの数は増えていき、お店の数も増えていきました。

そんなある日、我が社のスタッフに、いつも指名して下さっているお客様からお手紙をもらうことがありました。

「私はガンで、もう余命まで日にちがありません。最後の美容室となるでしょう。人生最後にあなたに髪の毛を切って
もらいたいの」

スタッフはもちろん快く聞きいれ、泣きながらお客様の髪の毛をカットしたそうです。

その方が帰られて半年もたたないうちに、その方の
身内の方がご来店されました。

カットした
3ヶ月後に亡くなられたそうです。

”人は、どんな時も美しくなりたい。”


その時に母のことを思い出しました。

母も抗がん剤で髪がなくても、髪型をいつも気にしていました。

私は、そんな母の姿に心が突き動かされて、体がしんどくてもいつも病院に行ってシャンプーをしました。

改めて、自分の人生観、死生感を考え、自分がどんな風に生きたいのか、どんな企業にしたいのか。

いったい自分にしかできないこと・・・・・。

何回も何回も自分に問うてみました。


そして、できた経営理念が

【「美しさ」を共に創り、最高の笑顔に】

です。

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