子供でもできる猫背の改善方法

健康

猫背になる原因

何度かお話していますが、猫背には猫背になる原因があります。

今回お伝えする猫背の原因は主に 2 点です。

➀骨盤が傾いている

骨盤をまっすぐ立てることがよい姿勢の第一歩。
しかし、骨盤が前傾すると背骨の S 字が急角度になることで反り腰型の猫背になり、内股にもなりやすい。
また、骨盤が後傾すると S 字カーブ自体がなくなり、背中が「逆くの字」型となって猫背になってしまう。
骨盤後傾タイプの人は、ひざが曲がりやすく、がに股の人が多くなる。
大人の猫背の場合は、骨盤が傾く原因が子どもより増える。

<出産>
出産後の女性は、子宮口が開くことで骨盤底筋が伸び、骨盤が前傾する状態が続き、猫背の原因になる。
腰と骨盤底筋が引っ張り合って姿勢のバランスをとっているため、骨盤底筋を鍛えることで猫背予防になり、腰痛予防にもつながる

<デスクワーク>
デスクワークが原因の猫背は、骨盤前傾型の猫背が多い。
長時間座ったままでいると、股関節の前側の太ももの筋肉が縮まって骨盤が前傾し、股関節が伸びきらなくなってしまう
さらに、細かい文字を見るため前かがみでパソコンを見る人は、自然と背中が丸まって猫背になる。

②自信がない

自信がない人は、猫背の姿勢になりやすい。
とくに子どもは、大人が何も感じないような些細なことで緊張したり不安になったりする。
そのため、精神的な理由で姿勢がうつむきがちなったり、肩をすくめたりする癖がついてしまい猫背になる子どもも多い。
こういったことを解決するために、子どもと向き合う時間が大切である。

子どもの猫背は体幹を鍛えたり、よい姿勢をキープしたりすることで改善しやすいが、大人の猫背は、小さい頃から猫背の状態で筋肉が固まってしまっていることが多く、子どもと比べて治りにくく、肩こりにもなりやすい。

最初は、肩が張っているという状態から最終的にその凝っている部分が線維を触っているような筋っぽい感触に変わると肩こりの症状が重いサイン。

ひどい場合には、猫背によって胃が圧迫されたり、筋肉が動きづらくなったりして呼吸が浅くなる人もいて、放っておくと大きな病気につながることもある。
そのため、猫背は子どもの頃に治してしまうのがベスト

猫背の種類

子どもの猫背も大人の猫背も、骨盤の傾きが猫背になる大きな原因。
骨盤の傾き方もタイプによって異なるので、骨盤の傾きタイプがどっちなのか確認してみましょう。

①前傾タイプ(アヒルタイプ)
□腰が反っていて、お尻が出っ張っている
□お腹がぽっこり出ている
□リラックスして腕を下ろして立ったとき、手が前のほうにい
□内股気味
□太ももの前側の筋肉が硬い/盛り上がっている

②後傾タイプ(ゾンビタイプ)
□腰があまり反っていないか丸まっていて、お尻は平坦気味
□リラックスして腕を下ろして立ったとき、手が後ろのほうにいく
□がに股気味
□膝が曲がり気味で伸びきっていない
□太ももの後ろ側の筋肉が硬い

猫背のデメリット

猫背は見た目の問題にとどまらず、身体面、精神面、印象にも関わってきます。

デメリットを7 つご紹介します。

1.背筋が伸びづらくなる

2.肩こりや腰痛を引き起こす

3.運動面で力が発揮しにくくなる
筋肉や股関節などの関節の動きが悪くなることで、骨が伸びようとする力に抵抗力が働き、背筋が伸びづらくなってしまう。
また、骨盤が傾いていると体のゆがみや崩れた重心によって体のバランスを立て直そうと本来とは違うところに力が入り、肩こりや腰痛の原因になる。

4.ダルさがある、やる気が低下する

5.イライラしやすい

6.集中力が下がり、勉強の成績が上がりづらい
猫背によって後頭部と首の後ろが詰まりやすくなることで首の後ろの神経が圧迫され、血流や自律神経の働きが悪化する。
自律神経の働きの低下は、怒りっぽくなったり、やる気や集中力低下につながったりしてしまう。
子どもの場合は、学校の成績にまで影響が出てしまう事も少なくない。

7.見た目の印象が悪くなる
自信がない人が猫背になることで、その人の印象が悪くなってしまうことも多い。
悪印象を与えないためにも、猫背にならないように気を付けたい。

猫背の治し方

猫背は「猫背にならないように常に意識をすること」が大切。
そのためにまず環境を整えていきましょう。
以下は、日中と夜にできる簡単なコツです。

<日中>
1.パソコンを打つときはワキを締める
→ワキを締めることで体が傾きづらくなり、猫背になることを防ぐことができる。
2.ずっと座ったままでいない
→休憩時間は、座ったままでいるよりも外に歩きに行こう。
こまめに立ち上がって、骨盤を動かすストレッチを行うのもよい。

<夜>
寝ているときにリラックスできていないと感じる人も多いのでは?
これは、体に力が入って肩が上がっていたり、歯を食いしばっていたりすることが原因。
睡眠中に体に力が入ってしまうのは、大人の猫背の人に多い。

寝具選びも重要課題

1.寝具選びは、「安眠できるか」が大切
睡眠中が筋肉のこわばりから解放されるタイミング
この脱力時間が長いほど、猫背になるリスクの軽減&猫背軽減につながり、筋肉のこわばりの解消や血流、ダメージの回復力が高まる。

寝具選びは、入眠のしやすさ寝返りのしやすさを基準に選びましょう。

かけ布団…寝返りがしやすい、軽いものが◎。

マットレス…スプリングの入ったある程度硬いのもの。柔らかすぎると体が沈み、寝返りがしにくい。

パジャマ…かさばらず、ゆったりと着られるもの。フードタイプ、フリースや厚手のものは寝返りがしづらくなってしまう。見た目も大事だけれど装飾は少ないものがおすすめ。

寝具の素材…摩擦が少ないなめらかな素材や本人が触れていて快適に感じるもの。

2.安眠するためには、入眠姿勢を意識
安眠のコツは、眠る体勢すなわち入眠姿勢にある
よい入眠姿勢をとるには、枕の選び方が大きなポイント。

<枕選びのポイント>

➀寝返りが打ちやすい硬さ
→枕が柔らかすぎると、うまく寝返りが打てず首を寝違えることもある。

②素材
パイプ枕は適度な硬さがあるものが多いのでおすすめ。他の素材でも中身がしっかり詰まって適度な硬さがあるものを選ぼう。

③高さ
入眠姿勢があお向けか横向きかで枕の高さを変えると安眠につながる。

あお向け
顔のおでこから顎までのフェイスラインがベッドと水平になるようにする。寝た時に首の角度が 15度になるようにしよう。枕が低いとあごが上がってしまい、枕が高いと息がしづらくなるから注意して。

横向き
横を向いた時に顔が真横になるように、枕を高めにするのが◎。首が枕側に曲がるのは NG。
シャワー派の人も湯船にしっかり浸かって、筋肉をリラックスさせる。お風呂に入って眠る準備をするときには、暗めの照明にして脳を寝るモードにしよう。

子どもの猫背対策

大人になってから肩こりなどの不調が出ることを避けるために、子どもの頃から対策をしていく必要がある。
子どもは猫背を意識して治すことが難しいため、大人が子供と一緒に治していきましょう。
猫背にならないスマートフォンの見方もご紹介。

<スマホを見るときは、腕組みを>
小学生でもスマートフォンを持つ子や親のスマートフォンを見る機会が増えている。
気づかないうちに長時間見てしまうスマートフォンだけれど、画面をのぞき込む姿勢で見ないように注意。

スマートフォンを見るときは、顔の近くまで画面を持ち上げましょう
その際には、スマートフォンを持っている腕のヒジをもう片方の手で支えるようにすると腕が疲れず、よい姿勢でスマートフォンを見ることができる。

テーブルの上でスマートフォンを見るときは、スマホスタンドを使うのがおすすめ
また、寝具の選び方や入眠姿勢を意識したり、寝る前に、バンザイストレッチをしたりするのもGOOD。

結論

猫背対策は、子どものうちから早めに始めるのが吉。
大人になってからの猫背は、子ども時代からの猫背よりも治りやすいので、あきらめずに対策をしていきましょう。

 

 

 

 

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