猫背の特徴
気づかないうちに起こってしまっている猫背。
筋肉の強張りが、猫背の第一歩を引き起こしてしまっていました。
自分の姿勢が猫背になっていることに気づくことはできますか?
ここでは、猫背の特徴について、解説していきたいと思います。
「凸凹の法則」
具体的に、猫背の特徴をいくつか挙げてみましょう。
・背中が全体的に丸まっている
・肩が前に出ている
・顔が出ている
・お腹が緩んでポッコリしている
・お尻が出っ張ったり、へこんだりしている
・足の親指が床から浮いている…etc.
見た目には、上半身に猫背の特徴が現れているように見えます。
しかし、猫背は人間の土台を支える「骨盤」に原因があることがほとんどです。
例えば、骨盤が前に倒れたり後ろに倒れたり、右にねじれたり左にねじれたりすることで、結果としてそれを補うように下半身に歪みが生じたまま、上半身は「凸凹の法則」によってバランスをとっています。
だから、上半身の症状が目に止まりやすいのです。
そうなると、筋肉は正常な状態ではなく、緊張状態に陥っているので強張りを感じています。
何よりも、骨盤を正しい位置に戻すことこそが正しい姿勢への第一歩なのです。
とはいっても、自分 1 人ではわかりにくいと思うので、正しい姿勢を簡単に説明すると、横から見て「耳、首、肩、骨盤、外くるぶしがまっすぐ 1本の線になり、地面と直角になっている」ことが目安です。
もちろん理想の姿勢なので、これができている人はそう多くはいません。
まずは毎日鏡の前でチェックすることから始め、自分が猫背であることを認識するという意識改革を行うことをお勧めします。
普段の生活の中で気づかないうちに…
普段の生活の中では気づかないうちに猫背を引き起こしていることが多々あります。
例えば、バッグを肘からぶら下げたり、電車やオフィスでイスに座るときに足を組んだり、デスクワークで画面をのぞき込んだりなど私生活においてたくさんのシチュエーションで猫背の原因を作ってしまっています。
バッグを肘からぶら下げるとどうなってしまうのか?
単純に歩行の邪魔になるだけでなく、ぶら下げたほうをカバーしながら歩くため、どうしても姿勢の悪い状態で体全体を補正させてしまうことになります。
代わりに、肩からぶら下げて歩くことでハンドバッグの重みを体全体で受け止めて歩くことができ、正しい姿勢を保つことができます。
足を組んでイスに座ることも、骨盤がねじれている状態をつくることになるのでいいことではありません。
また、PCを使ってのデスクワークや、座ってスマートフォンをのぞくとき、両方に共通しているのは、画面をのぞき込む頭の状態です。
いろんな人を見ていると、画面に角度をつけすぎることでどうしても頭が垂れ下がるような状態になっていくため、猫背の原因になってしまいます。
猫背の体はいつリセットするのがいいの?
では、猫背である自分の体をいつリセットするのがいいのでしょうか?
私は寝る直前がポイントだと考えています。
それは寝る直前が最も人の体にとってストレスのないリラックスした状態をつくることができるからです。
そういう体の張状態が和らいでいるときに 1 日 1 分でいいので簡単なストレッチをして猫背を作り出す筋肉の強張りや凝りをほぐし、なおかつ「猫背に形状記憶されている体」を元のあるべき姿に戻しておけば、寝ている間に逆にリセットした状態を形状記憶することができます。
意識改革することが改善への第一歩
さらに、寝る直前にストレッチをお勧めしているもう 1 つの理由があります。
それは筋肉をほぐして体全体がリラックスすれば血流がよくなり、いい睡眠へと誘ってくれるからです。
いい睡眠は寝ている間も体をリラックスした状態にしてくれるため、心身にとってはすごく大切なことです。
「体を鍛えて正しい姿勢を身に付けよう」
そういうちまたの声を耳にしますが、筋肉を鍛えることと正しい姿勢を身に付けることは別問題です。
猫背の状態で筋肉を鍛えたところで正しい姿勢には結び付きませんし、むしろ悪い姿勢を筋肉で固めてしまうことになるので状況は悪化していると感じます。
とにもかくにも、まずは自分を「猫背かも?」と少し疑って意識改革することが改善への第一歩。
次のステップは寝る前のリラックスした状態のときにストレッチし、強張ったり凝ったりしている筋肉をいかにほぐすかです。
そうすれば体が最もいい状態で眠りにつくことができ、寝ている間に本来ある自分の姿勢を形状記憶することができます。
それを2週間も続けると体が本来の状態に慣れ、きっと2カ月もすれば自分で変化に気づくでしょう。


コメント